電子情報通信学会マイクロ波研究会(2023/09/28-29)

高知城歴史博物館 1階ホールにてハイブリッド形式で開催された電子情報通信学会9月マイクロ波研究会 にて、清水研 M1 上野さんが研究成果発表を行いました。

発表題目は、「WRG線路の低損失・広帯域設計に関する検討」でした。

上野さんは、2週間前のソサイエティ大会に続く2回目の学外発表です。厳しい質問も出ていましたが、危なげなく回答し、学外の共著者の方々からもお褒めの言葉を頂いていました。

発表後の懇親会では、学生参加1名の中、企業の若手研究者の方と交流していました。

お疲れ様でした。

電子情報通信学会ソサイエティ大会(2023/09/12-15)

久々に名古屋大学 東山キャンパスにて現地開催された2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会にて、「76.5GHz帯WRG線路の低損失・広帯域設計に関する検討」、「環境湿度がミリ波空洞共振器評価に及ぼす影響の検討」と題して、研究成果の発表をM1 上野さん、M2 長谷さんがそれぞれ行いました。

上野さんは、学会発表デビュー、長谷さんは、7月研究会に続く、5回目の発表でした。両名ともに、落ち着いて発表を行い、質疑もそれなりに行えていました。

発表前日に、景気づけとして、名古屋料理とともにビールで乾杯した甲斐がありました。

夏合宿 (2023/08/07-08)

コロナ禍も明け、制限が緩和されたこともあり、4年ぶりに清水研究室の夏合宿を再開しました。

今回は、佐野市にある貸別荘です。ドラマ「テセウスの船」のロケ地にもなった場所で、自然が多い素敵な場所でした。
山ヒルが多く、若干やられた学生もいましたが、BBQやトランプなどで遅くまで懇親を深めました。

電子情報通信学会マイクロ波研究会(2023/07/20-21)

室蘭工業大学 N310室, N403室, A249室, A250室にてハイブリッド形式で開催された電子情報通信学会7月マイクロ波研究会 (光・電波ワークショップ)にて、清水研 M2 長谷さんが研究成果発表を行いました。

発表題目は、「円筒空洞共振器法によるミリ波複素誘電率の湿度依存性評価に関する実験的検討」でした。

長谷さんは、オンラインを含め4回目の学外発表です。相変わらず、本番にピークにもってくる仕上がりでしたが、発表・質疑ともにほぼ安定していました。

発表後は、他大学研究室の方々とジンギスカン屋で発表慰労会を行いました。

お疲れ様でした。

電子情報通信学会マイクロ波研究会(2023/03/02-03)

鳥取大学 鳥取キャンパス 工学部G棟2階 22講義室  でハイブリッド形式で開催された電子情報通信学会3月マイクロ波研究会にて、古神研 M2 笠倉さんと清水研 M1 石﨑さんが研究成果発表を行いました。

発表題目は、それぞれ「高損失材複素誘電率測定用誘電体装荷TM0m0モード円筒空洞共振器の設計」、「複合誘電体基板を構成する誘電体材料のミリ波複素誘電率の抽出手法の検討」でした。

2人とも対面による初学会発表です。若干の頼りない質疑応答もありましたが、お二人とも立派に発表していました。

お疲れ様でした。

卒業研究発表会(2023/02/16)

2023年度卒業研究発表会が行われました。
古神研究室の石川さん、植野さん、鈴木さん、成田さん、林田さん、清水研究室の上野さん、坂田さん、玉井さんの計8名が学士号取得のために、1年間の卒業研究成果を対面発表しました。

発表での質疑応答で明確になった課題などを踏まえて、卒業論文の完成を目指してください。

お疲れさまでした。

修士論文発表会(2023/02/13)

2022年度修士論文発表会が3年ぶりに対面形式で行われました。
古神研究室の笠原さん、大島さん、田角さんの計3名が修士学位取得に向けて、これまでの研究成果をまとめて、発表会に臨みました。

OB (2022年度卒業・修了等)

平山 直樹 Naoki Hirayama
博士後期課程 (社会人) 修了
博士学位論文: 次世代高速大容量通信の低消費電力化のための高周波基板材料測定に関する研究

大島 尚己 Naoki Ooshima
年度: 2022年度 修士課程修了
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: 同軸プローブ法を用いた血糖値評価に関する基礎的検討
修士学位論文: 共振型同軸プローブ法による液状試料の複素誘電率測定に関する研究

笠倉 佑真 Yuuma Kasakura
年度: 2022年度 修士課程修了
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: グルコース水溶液評価用誘電体装荷TM010モード空洞共振器に関する検討
修士学位論文: 誘電体装荷TM0m0モード円筒空洞共振器を用いた高損失材料の複素誘電率測定に関する研究

田角 心 Kaname Tasumi
年度: 2022年度 修士課程修了
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: 方形空洞共振器を用いたグルコース水溶液の誘電率測定に関する研究
修士学位論文: 方形導波管共振器を用いた水溶液試料のマイクロ波複素誘電率測定に関する研究

玉井 裕基 Yuki Tamai
卒業年度: 2022年度 学部卒業
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: DIY型VNAを用いた共振特性評価システムの開発

松原 諒 Ryo Matsubara
卒業年度: 2022年度 学部卒業
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: ミリ波回路用誘電体薄膜の温度依存性測定に関する基礎検討

2023年度

  1. Yutaka Aoki, Hiroshi Tanaka, Hiroyuki Kamo, Takashi Shimizu, “Basic study of 79 GHz Band Resin Waffle-Iron Ridge Guide,” 2023 IEEE MTT-S Int. Microwave Symp. Digest, We3H-6, pp.656-658, Jun. 2023.
  2. 長谷修治, 清水隆志, “円筒空洞共振器法によるミリ波複素誘電率の湿度依存性評価に関する実験的検討,” 信学技報, vol. 123, no. 115, MW2023-69, pp. 214-219, July 2023.
  3. 上野真虎, 青木由隆, 田中仁, 加茂宏幸, 清水隆志, “76.5 GHz 帯WRG 線路の低損失・広帯域設計に関する検討,” 2023電子情報通信学会ソサイエティ大会, C-2-36, p. 51, Sept. 2023.
  4. 長谷修治, 清水隆志, “環境湿度がミリ波空洞共振器評価に及ぼす影響の検討,” 2023電子情報通信学会ソサイエティ大会, C-2-42, p. 57, Sept. 2023.
  5. 上野真虎, 青木由隆, 田中仁, 加茂宏幸, 清水隆志, “WRG線路の低損失・広帯域設計に関する検討,” 信学技報, vol. 123, no. 195, MW2023-84, pp. 16-21, Sept. 2023.
  6. 高橋駿平, 清水隆志, “3Dプリンタ用熱可塑性丸棒のミリ波複素誘電率および不確かさ評価,” 第4回 宇都宮大学コラボレーション・フェア, f17, Sept. 2023.
  7. 長谷修治, 清水隆志, “36GHz帯におけるポリイミドおよびPTFEの複素誘電率の湿度依存性測定,” 第4回 宇都宮大学コラボレーション・フェア, g20, Sept. 2023.
  8. 高橋駿平, 清水隆志, “丸棒誘電体評価用100 GHz帯TM010モード空洞共振器の開発,” 信学技報, vol. 123, no. 268, MW2023-132, pp. 33-36, Nov. 2023.
  9. 清水隆志, “次世代電磁波応用を切り拓く低損失誘電体材料の複素誘電率評価技術,” MWE 2023 Microwave Workshop Digest, FR5A-1, Dec. 2023.
  10. 平山 直樹, 中山明, 吉川博道, 清水隆志, 古神義則, “マイクロ波・ミリ波における界面/表面導電率の測定技術,” MWE 2023 Microwave Workshop Digest, FR5A-2, Dec. 2023.
  11. 坂田凌, 清水隆志, “ミリ波円筒空洞共振器を用いた高周波誘電体基板の複素誘電率の周波数依存性測定,” 電気学会研究会資料, EDD-23-081, pp.25-28, Dec. 2023.
  12. Ryo Sakata, and Takashi Shimizu, “Complex permittivity measurements of high-frequency substrates using a 60 GHz band circular empty cavity,” Joint Workshop Thailand-Japan Microwave (TJMW) & Asian Wireless Power Transfer Workshop (AWPT) 2023, YE-04, Dec. 2023.
  13. 高橋駿平, 清水隆志, “100 GHz帯TM010モード空洞共振器を用いた細丸棒誘電体の複素誘電率測定に関する検討,” 信学技報, vol. 123, no. 396, MW2023-193, pp. 95-98, Feb. 2024.
  14. 清水隆志, 長谷修治, “ミリ波複素誘電率の連続的な湿度依存性評価手法に関する検討,” 2024電子情報通信学会総合大会, C-2B-07, p.C-2B-07, Mar. 2024.
  15. 長谷修治, 清水隆志, “[特別講演] 円筒空洞共振器法によるミリ波複素誘電率の湿度依存性評価に関する実験的検討,” 2024電子情報通信学会総合大会, CI-4, Mar. 2024.
  16. Masatora Ueno, Takashi Shimizu, “Comparison of Transmission Line Loss for Millimeter Wave Applications,” Smart City Workshop 2024 (SCW 2024), Mar. 2024.