2020年度修士論文発表会がオンラインで行われました。
古神研究室の梅原さん、滝口さん、米田さん、伊藤さん、清水研究室の金乙さん、木村さんの計6名が修士学位取得に向けて、これまでの研究成果をまとめて、発表会に臨みました。
作者別: tshimizu
迎春(2021/01/01)
明けましておめでとうございます。
旧年中は関係各所に色々とご支援頂き、大変お世話になりました。
本年も宇都宮大学古神研究室 & 清水研究室をよろしくお願いいたします。
昨年は、これまでにないオンライン&オンサイトとハイブリッドな研究室活動となり、試行錯誤が続きました。これを新たな機会と捉え、少しでも多くの研究成果を学内・学外と発信できるように、研究室スタッフ、学生一丸となって邁進していきます。
2021年 元旦
研究室一同
TJMW Student Workshop (2020/12/08)
電子情報通信学会ソサイエティ大会(2020/09/15-18)
Zoomによるオンライン形式で開催された2020年電子情報通信学会ソサイエティ大会にて、「共平面型Hスロット共振器を用いた30GHz帯6段HTS-BPFの設計」と題して、研究成果発表をM2 金乙さんが行いました。
金乙さんは、3回目の学会発表です。なお、オンライン形式での学会発表は当然ながら今回が初めてです。なかなか実感が湧きにくい学会発表だったとも思いますが、落ち着いてしっかりと発表できていたように感じました。
他大学の先生方から頂いた質問にもきちんと対応できていました。
お疲れ様でした。
清水研 中間発表会(2020/08/06-07)
清水研の4年生および大学院生の中間発表会を行いました。
4年生は、パワーポイント資料に作成を含めて、初めてのプレゼンテーション。
前期オンラインゼミで行ってきたことをベースに、各自が選んだ卒研テーマの背景・目的や概要をまとめて、5分間で発表してもらいました。
そして、発表後は15分のQ&Aコーナというハードなスケジュールです。
修士は、大学院研修の一環としての中間発表会です。研究室内はオフライン、他研修室とはオンラインというハイブリッド形式で初めて実施しました。多少ネットワークの問題で聞こえづらい時があったようですが、何とか終了できました。
質疑を通して、色々なことに気づけたのでないでしょうか?
これをもとに、後期は頑張って、卒業研究・修士研究を進めていきましょう。
B4 荒川さん B4 齋藤さん B4 長谷さん
電気学会 電子デバイス研究会 (2020/04/24)
Web Exによるオンライン開催された電気学会電子デバイス研究会(協賛: 電気学会 拡大する電磁波利用を支える先進的技術調査専門委員会)にて、清水研究室から「3Dプリンタを用いた2.4GHz帯複素誘電率評価用空洞共振器の開発,」、「小径試料挿入孔を有する50GHz帯TM010モード共振器を用いた高効率測定」、「36GHz帯共振器を用いた複素誘電率の周波数依存性測定の検討」という3件の研究成果発表を行いました。
M1 森田君、M1 林君は、学会発表デビューがオンライン開催という大変貴重な体験をしました。本番にピークを持ってくる伝統を受け継ぎつつ、オンラインによる発表練習の成果も出て、質疑も各自でこなせていました。更なるスキルアップを目指してください。
M1 森田君 M1 林君
質問された事項や今後の課題を解決しつつ、今後もみんなで頑張っていきましょう。
新卒研生配属 (2020/04/15)
古神研究室に卒研生5名、清水研究室に卒研生4名が配属されました。また、社会人博士1年も昨年9月に加わっています。
両研究室を合わせた全メンバーはスタッフ:3名、社会人D: 2名、M2: 6名、M1: 5名、B4: 9名の計25名です。
残念ながら、新型コロナ禍ということで歓迎会はまだ行えていませんので、今後のお楽しみです。
OB (2019年度卒業・修了等)
栗原 一樹 Kurihara Kazuki
修了年度: 2019年度 博士前期課程修了
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: ポリイミド薄型フィルムのミリ波複素誘電率測定に関する実験的検討
修士学位論文: 円筒空洞共振器法によるミリ波複素誘電率測定に与える試料形状の影響に関する研究
高野 健太郎 Takano Kentaro
修了年度: 2019年度 博士前期課程修了
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: WGモード誘電体共振器法における励振方法の実験的検討
修士学位論文: ミリ波誘電体基板材料の一軸異方性複素誘電率測定方法に関する研究
國府田 将也 Kokuhuda Masaya
修了年度: 2019年度 博士前期課程修了
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: 誘電体円柱共振器を用いた導電性ラピッドプロトタイピング材料の導電率測定
修士学位論文: 円筒空洞共振器法を用いた次世代ミリ波回路用誘電体フィルムの複素誘電率の高精度評価に関する研究
髙萩 耕平 Takahagi Kouhei
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: 熱可塑性樹脂の3Dプリンタ出力条件とミリ波複素誘電率に関する実験的検討
修士学位論文: 誘電体円柱共振器を用いた次世代無線機器向け導体材料の周波数依存性の高精度評価に関する研究
受賞歴: 電気学会 2018電子・情報・システム部門 技術委員会奨励賞
令和元年度宇都宮大学 学生表彰
氏家敬一朗 Keiichiro Ujiie
卒業年度: 2019年度 学部卒業
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: 誘電体リングを装荷したTM0m0モード空洞共振器の高誘電率材料測定への応用を目指した基礎的研究
北嶋大渡 Hiroto Kitajima
卒業年度: 2019年度 学部卒業
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: 方形空洞共振器による液状誘電体のマイクロ波誘電率計測に関する基礎的研究
三橋卓 Suguru Mitsuhashi
卒業年度: 2019年度 学部卒業
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: 電体平板を装荷したTE101モード方形空洞共振器の異方性誘電体基板評価への応用を目指した基礎的研究
相馬良太 Ryota Souma
卒業年度: 2019年度 学部卒業
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: 30 GHz帯極低温測定システムを用いた超伝導体の表面抵抗評価
2019年度
■ 修士学位論文
栗原 一樹 | 円筒空洞共振器法による ミリ波複素誘電率測定に与える試料形状の影響に関する研究 | 古神研 |
高野健太郎 | ミリ波誘電体基板材料の一軸異方性複素誘電率測定方法に関する研究 | 古神研 |
高萩 耕平 | 円筒空洞共振器法を用いた 次世代ミリ波回路用誘電体フィルムの複素誘電率の高精度評価に関する研究 | 清水研 |
國府田将也 | 誘電体円柱共振器を用いた 次世代無線機器向け導体材料の周波数依存性の高精度評価に関する研究 | 清水研 |
■ 卒業論文
氏家敬一朗 | 誘電体リングを装荷したTM0m0モード空洞共振器の 高誘電率材料測定への応用を目指した基礎的研究 | 古神研 |
北嶋 大渡 | 方形空洞共振器による液状誘電体のマイクロ波誘電率計測に関する基礎的研究 | 古神研 |
三橋 卓 | 誘電体平板を装荷したTE101モード方形空洞共振器の 異方性誘電体基板評価への応用を目指した基礎的研究 | 古神研 |
山口 聡之 | WGモード共振器法における試料円板設計に関する基礎的研究 | 古神研 |
渡邉 開 | WGモード誘電体共振器の共振特性の計算に関する基礎的研究 | 古神研 |
小林 正幸 | 36 GHz帯共振器を用いた石英平板の複素誘電率の周波数依存性評価 | 清水研 |
相馬 良太 | 30 GHz帯極低温測定システムを用いた超伝導体の表面抵抗評価 | 清水研 |
林 拓矢 | 熱可塑性細丸棒材料の高精度・高能率な50GHz帯複素誘電率測定 | 清水研 |
森田 雄介 | 3Dプリンタを用いた材料評価用2.4GHz帯空洞共振器の開発 | 清水研 |
2020年度
- 古神義則, 五十嵐一文, 清水隆志, “可変短絡板付き円筒空洞共振器法による薄形フィルムのミリ波複素誘電率測定,” 電気学会論文誌C, vol. 140, no. 4 , pp. 492-495, Apr. 2020.
- 森田雄介, 古神義則, 清水隆志, “ FDM型3Dプリンタを用いた2.4GHz帯複素誘電率評価用空洞共振器の開発,” 電気学会研究会資料, EDD-20-046, pp. 7-10, Apr. 2020.
- 清水隆志, 小林正幸, 古神義則, “36GHz帯共振器を用いた複素誘電率の周波数依存性測定の検討,” 電気学会研究会資料, EDD-20-048, pp. 17-20, Apr. 2020.
- 林拓矢, 古神義則, 清水隆志, “小径試料挿入孔を有する50GHz帯TM010モード共振器を用いた高効率測定,” 電気学会研究会資料, EDD-20-049, pp. 21-24, Apr. 2020.
- Takashi Shimizu, Yoshinori Kogami, “Complex Permittivity Measurement Technique for a 3D Printed Rectangular Dielectric Rod using an NRD Guides at 60-GHz Band,” Proceedings of 95th ARFTG Microwave Measurement Conf. Digest, IF-7, Aug. 2020.
- 金乙翔大, 古神義則, 清水隆志, “共平面型Hスロット共振器を用いた30 GHz帯6段HTS-BPFの設計,” 2020電子情報通信学会ソサイエティ大会, C-2-30, p. 38, Sept. 2020.
- 清水隆志, “5G/6G世代向け低損失誘電体材料の評価技術とその応用,” サステナブル高機能材料研究会 第1回公開研究会 [5G/6G世代向け材料の測定技術、回路設計およびAI・MIを活用した予測技術], Oct. 2020.
- Yusuke Morita, Yoshinori Kogami, Takashi Shimizu, “Study on a 2.4GHz band 3D printed cavity resonator for a dielectric plate measurement,” Abstract Book of Thailand-Japan Microwave Student Workshop, [2-2], Dec. 2020.
- Takuya Hayashi, Yoshinori Kogami, Takashi Shimizu, “Study on effective insertion procedure of a thin dielectric rod for a 50GHz band complex permittivity measurement,” Abstract Book of Thailand-Japan Microwave Student Workshop, [2-3], Dec. 2020.
- 清水隆志, 高萩耕平, 古神義則, “ミリ波複素誘電率高精度評価法を用いたFDM型3Dプリンタ製熱可塑性樹脂基板の基礎検討,” 電気学会論文誌C, vol. 141, no. 2, pp. 105-110, Feb. 2021.
- 伊藤圭佑, 古神義則, “ミリ波回路基板用薄型誘電体フィルムの膜厚測定に関する検討,” 2020年度(第11回)電気学会東京支部 栃木・群馬支所合同研究発表会 予稿集, Mar. 2021.
- 梅村創大, 古神義則, “TE_111モード円筒空洞共振器による薄型誘電体平板材料の複素誘電率評価の精度向上を目指した共振電磁界厳密解析に関する検討,” 2020年度(第11回)電気学会東京支部 栃木・群馬支所合同研究発表会, Mar. 2021.
- 米田尚時, 古神義則, “可変短絡板形円筒空洞共振器を用いた誘電体薄膜の複素誘電率測定に関する検討,” 2020年度(第11回)電気学会東京支部 栃木・群馬支所合同研究発表会, Mar. 2021.
- 滝口昌史, 古神義則, “3Dプリンタで出力された不均一誘電体基板を用いたマイクロ波平面回路に関する検討,” 2020年度(第11回)電気学会東京支部 栃木・群馬支所合同研究発表会, Mar. 2021.
- 木村泰希, 古神義則, 清水隆志,“円筒空洞共振器法を用いた薄型誘電体フィルムの高能率温度依存性評価に関する検討,” 信学技報, vol. 120, no. 422, MW2020-92, pp. 7-12, Mar. 2021.
- 木村泰希, 古神義則, 清水隆志,“薄型フィルムの36GHz帯温度依存性の高能率評価,” 2021電子情報通信学会総合大会, C-2-45, p. 60, Mar. 2021.
- Takuya Hayashi, Yoshinori Kogami, Takashi Shimizu, “Study on 50GHz band measurement method of a thin dielectric rod with high εr for an FDM type 3D printer,” Joint Indo-Japanese Smart City Conference 2021, Mar. 2021.
- Takashi Shimizu, Yoshinori Kogami, “Millimeter wave measurements of low loss dielectric materials for 5G/6G era smart mobility,” Joint Indo-Japanese Smart City Conference 2021, CMN-21-019, Mar. 2021.
- Takashi Shimizu, Yoshinori Kogami, “Millimeter wave measurements of low loss dielectric materials for 5G/6G era smart mobility,” 電気学会研究会資料, CMN21-019, pp. 13-16, Mar. 2021.