電気学会 電子デバイス研究会 (2018/04/27)

兵庫県立大学 姫路工学キャンパスで開催された電気学会電子デバイス研究会(協賛: 電気学会 拡大する電磁波利用を支える先進的技術調査専門委員会)にて、M1 國府田君、M1 高萩君が研究成果発表を行いました。
発表題目は、それぞれ「誘電体円柱共振器法を用いた導電性塗料の周波数依存性測定」、「3Dプリンタによって出力されたABS平板の36GHz帯複素誘電率測定」でした。

2人とも初の学外発表です。ギリギリまで準備し、練習を一生懸命を行った感が伝わってきました。勉強不足感もありましたが、質疑もそれなりにこなしていました。更なるスキルアップを目指してください。

新卒研生歓迎会 (2018/04/13)

古神研究室に社会人博士1名&卒研生6名、清水研究室に卒研生4名が配属されました。
全メンバーはスタッフ:3名、D1: 1名、M2: 4名、M1: 4名、B4: 11名の計23名です。
結局、昨年と変わらずの大所帯です。

修士メンバーの企画により、新配属生の歓迎会を行いました。忙しい中、社会人博士の五十嵐さんにも参加いただきました。

今年1年間よろしくお願いいたします。

電子情報通信学会総合大会(2018/03/20-23)

東京電機大学 東京千住キャンパスで開催された2018年電子情報通信学会総合大会にて、「プリンテッドエレクトロニクス用フレキシブル基板のミリ波複素誘電率測定」、「共平面構造Hスロット共振器を用いた同軸入出力30GHz帯BPF」と題して、研究成果の発表をM2 最上さん、M2 後藤さんがそれぞれ行いました。

両名ともに、学生としておそらく最期の発表です。それなりに発表回数がある二人でしたので、比較的落ち着いて発表していたように見えました。
質疑もそれなりに噛み合っていたと思います。
最後までご苦労様でした。

OB (2017年度卒業・修了等)

後藤 洸介 Goto Kousuke
修了年度: 2017年度 博士前期課程修了
卒業論文題目: ミリ波CPW回路の特性計算に関する検討
修士学位論文: Hスロット共振器を用いたミリ波バンドパスフィルタに関する研究

鷹箸 広大 Takanohashi Koudai
修了年度: 2017年度 博士前期課程修了
卒業論文題目: 伝送法による樹脂材料評価に関する研究
修士学位論文: 裏面導体付きCPW構造を用いた誘電体材料の複素誘電率測定に関する研究

平野 勇作 Hirano Yusaku
修了年度: 2017年度 博士前期課程修了
卒業論文題目: 2誘電体円柱共振器法を用いた比導電率測定の精度向上に関する実験的検討
修士学位論文: 誘電体円柱共振器を用いた実効比導電率評価法の高精度化に関する研究

最上 優 Mogami Yu
修了年度: 2017年度 博士前期課程修了
卒業論文題目: 円筒空洞共振器法を用いた複素誘電率測定の精度向上に関する実験的検討
修士学位論文: 誘電体フィルム材料のミリ波複素誘電率の高精度評価に関する研究

橋本 裕望 Hashimoto Hiromi
卒業年度: 2017年度 学部卒業
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: 2誘電体円柱共振器法を用いた極低温下における導電率測定に関する検討

早坂 明泰 Hayasaka Akihiro
卒業年度: 2017年度 学部卒業
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: モードマッチング法を用いた積層型誘電体共振器の共振電磁界解析

梅村 創大 Umehara Soudai
卒業年度: 2017年度 学部卒業
所属研究室: 古神研究室
卒業論文題目: TE111モード円筒空洞共振器を用いた薄型材料の複素誘電率測定に関する実験的検討

廣田 功士郎 Hirota Koshiro
卒業年度: 2017年度 学部卒業
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: 3Dプリンタを用いたNRDガイドのミリ波伝送特性評価

佐々木 凜太郎 Sasaki Rintaro
卒業年度: 2017年度 学部卒業
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: ラピッドプロトタイピングによる材料評価用6GHz帯空洞共振器の開発

崎谷 淳也 Sakitani Jyunya
卒業年度: 2017年度 学部卒業
所属研究室: 清水研究室
卒業論文題目: NGINXとDjangoを用いたWebベース共振特性評価システムの開発

平成29年度謝恩会(2018/03/07)

平成29年度宇都宮大学電気電子工学科謝恩会がチサンホテル宇都宮で3月7日に開催されました。
残念ながら、卒業・修了するメンバー全員が揃いませんでしたが、恒例の記念写真をとりました。

なお、卒業生代表挨拶を古神研 早坂君が担当しました。

電子情報通信学会東京支部学生会 第23回研究発表会(2018/03/03)

東海大学 高輪キャンパスで開催された電子情報通信学会東京支部学生会 第23回研究発表会でM2 平野君が「銅張誘電体基板に挟まれた誘電体円柱共振器を用いた界面比導電率評価の高精度化」と題して、研究成果の発表を行いました。
平野君は、マイクロ波研究会に引き続いての連日の学会発表です。
発表自体は良かったのですが、若干質問者に押され気味な感じでした。移動と連日の発表で疲れていたということにしておきましょう。
お疲れ様でした。

電子情報通信学会マイクロ波研究会(2018/03/01-02)

滋賀県立大学で開催された電子情報通信学会3月マイクロ波研究会にて、M2 最上君が「プリンテッドエレクトロニクス用フレキシブル基板のミリ波複素誘電率の周波数および温度依存性測定」、M2 後藤君が「共平面構造Hスロット共振器を用いた同軸入出力30GHz帯狭帯域バンドパスフィルタに関する検討」、M2 平野君が「銅張誘電体基板に挟まれた誘電体円柱共振器を用いた界面比導電率の周波数依存性測定に関する検討」と題して、研究成果の発表を行いました。
修論発表後にもかかわらず、気を抜かずに発表準備を連日遅くまで行ったかいもあり、比較的安定した良い発表が出来ていると感じました。
発表後は、彦根城で歴史の勉強です。

2017年度

  1. Takashi Shimizu, Hikaru Inada, Yoshinori Kogami, “Complex permittivity measurement for a low loss dielectric rod using a novel 50 GHz band TM010 mode cavity,” Proceedings of 89th ARFTG Microwave Measurement Conf., June 2017.
  2. Takafumi Sasaki, Hikaru Inada, Takashi Shimizu, Yoshinori Kogami, “Stability of unloaded Q for 50GHz band TM0m0 mode cavity resonator using the thermal diffusion bonding,” Proceedings of Thailand-Japan Microwave 2017 TJMW2017, TH1-13, June 2017.
  3. Takashi Shimizu, Yusuke Murata, Yoshinori Kogami, “Transmission characteristic of a printed CBCPW by a home rapid prototyping technology,” Proceedings of Thailand-Japan Microwave 2017 TJMW2017, TH3-04, June 2017.
  4. 清水隆志, 古神義則, “TE021モード遮断円筒導波管法を用いたサファイア基板の複素誘電率の周波数依存性測定,” 信学技報, vol. 117, no. 140, MW2017-55, pp. 127-132, July 2017.
  5. 古神義則, 清水隆志, “高周波回路用誘電体材料の誘電率測定技術の動向,” 平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会, TC19-5, pp. 763-765, Sept.2017.
  6. 清水隆志, 古神義則, “ TE021モード遮断円筒導波管法を用いたKa-W帯におけるc, a, r面サファイア基板の実効複素誘電率測定,” 2017電子情報通信学会ソサイエティ大会, C-2-28, p.36, Sept. 2017.
  7. 最上優, 清水隆志, 古神義則, “銀インク印刷用フレキシブル材料のミリ波複素誘電率測定,” 信学技報, vol. 117, no. 144, MW2017-83, pp. 7-10, Oct. 2017.
  8. 清水隆志, 古神義則, “家庭用プリンテッド・エレクトロニクス技術を用いた裏面導体付CPW線路の伝送特性評価,” 信学技報, vol. 117, no. 291, MW2017-127, pp. 83-86, Nov. 2017.
  9. 清水隆志, 土屋広樹, 古神義則, “ミリ波円筒空洞共振器を用いた低er誘電体フィルムの複素誘電率測定法,” 電気学会論文誌C, vol. 138, no.2 , pp.129-135, Feb. 2018.
  10. 鷹箸広大, 清水隆志, 古神義則, “3領域裏面導体付2層CPW線路モデルを用いた複素誘電率評価法に関する検討,” 平成29年度第8回電気学会栃木・群馬支所合同研究発表会予稿集, ETG-18-15, Mar. 2018.
  11. 李沛恒, 古神義則, “共振型LN光変調器を想定したMSL構造の設計に関する検討,” 平成29年度第8回電気学会栃木・群馬支所合同研究発表会予稿集, ETG-18-25, Mar. 2018.
  12. 最上優, 清水隆志, 古神義則, “プリンテッドエレクトロニクス用フレキシブル基板のミリ波複素誘電率の周波数および温度依存性測定,” 信学技報, vol. 117, no. 462 , MW2017-188, pp. 65-70, Mar. 2018.
  13. 後藤洸介, 清水隆志, 古神義則, “共平面構造Hスロット共振器を用いた同軸入出力30GHz帯狭帯域バンドパスフィルタに関する検討,” 信学技報, vol. 117, no. 462, MW2017-190, pp. 77-82, Mar. 2018.
  14. 平野勇作, 清水隆志, 古神義則, “銅張誘電体基板に挟まれた誘電体円柱共振器を用いた界面比導電率の周波数依存性測定に関する検討,” 信学技報, vol. 117, no. 462, MW2017-191, pp. 83-86, Mar. 2018.
  15. 平野勇作, 清水隆志, 古神義則, “銅張誘電体基板に挟まれた誘電体円柱共振器を用いた界面比導電率評価の高精度化,” 電子情報通信学会 東京支部学生会 第23回研究発表会, p. 114, Mar. 2018.
  16. 最上優, 清水隆志, 古神義則, “プリンテッドエレクトロニクス用フレキシブル基板のミリ波複素誘電率測定,” 2018電子情報通信学会総合大会, C-2-44, p.58, Mar. 2018.
  17. 後藤洸介, 清水隆志, 古神義則, “共平面構造Hスロット共振器を用いた同軸入出力30GHz帯BPF,” 2018電子情報通信学会総合大会, C-2-64, p.78, Mar. 2018.

平成29年度第8回電気学会栃木・群馬支所合同研究発表会(2018/03/01-02)

群馬大学 桐生キャンパスにて開催された平成29年度第8回電気学会栃木・群馬支所合同研究発表会にて、M2 鷹箸君が「3領域裏面導体付2層CPW線路モデルを用いた複素誘電率評価法に関する検討」とM2 李君「共振型LN光変調器を想定したMSL構造の設計に関する検討」と題して、それぞれ成果発表を行いました。

両名は学生自体を通じて初めての学外発表でした。
準備不足の感もあったようですが、何とか終了したようです。

連日遅くまでの準備から解放されて、発表後は色々と羽を伸ばしてきたようです。

2017年度

■ 修士学位論文

後藤 洸介Hスロット共振器を用いたミリ波バンドパスフィルタに関する研究
鷹箸 広大裏面導体付きCPW構造を用いた誘電体材料の複素誘電率測定に関する研究
平野 勇作誘電体円柱共振器を用いた実効比導電率評価法の高精度化に関する研究
最上 優誘電体フィルム材料のミリ波複素誘電率の高精度評価に関する研究

■ 卒業論文

栗原 一樹ポリイミド薄型フィルムのミリ波複素誘電率測定に関する実験的検討古神研
高野 健太郎WGモード誘電体共振器法における励振方法の実験的検討古神研
橋本 裕望2誘電体円柱共振器法を用いた極低温下における導電率測定に関する検討古神研
早坂 明泰モードマッチング法を用いた積層型誘電体共振器の共振電磁界解析古神研
梅村 創大TE111モード円筒空洞共振器を用いた
薄型材料の複素誘電率測定に関する実験的検討
古神研
國府田 将也誘電体円柱共振器を用いた
導電性ラピッドプロトタイピング材料の導電率測定
清水研
高萩 耕平熱可塑性樹脂の3Dプリンタ出力条件と
ミリ波複素誘電率に関する実験的検討
清水研
廣田 功士郎3Dプリンタを用いたNRDガイドのミリ波伝送特性評価清水研
佐々木 凜太郎ラピッドプロトタイピングによる材料評価用6GHz帯空洞共振器の開発清水研
崎谷 淳也NGINXとDjangoを用いたWebベース共振特性評価システムの開発清水研